宮崎駿監督ありがとう。それだけは確実に言える。
もう何を言ってもネタバレになってしまう。
なので今回はこれ以降はネタバレあり感想にする。
この先本編のネタバレ注意⚠️
まさか、まさかの思いっきりファンタジー。
ポスターの鳥がそんな意味を持つとは思わなかった。
風立ちぬのようにファンタジー要素の無い映画かもしれないと思って見たのでその点はとても嬉しかった。
事前情報はポスターのみで予告、声優、あらすじ、主題歌ですら明かされなかった異色の映画。鈴木敏夫はどれだけ本作に自信があったのだろうか。でもこれも良いなと思う。最近の洋画は予告やcmで映像を見せすぎて、そのシーンのピースを重ねればほとんどストーリーが分かってしまうから今回のマーケティングは成功したと思う。
内容は本の「君たちはどう生きるか」をそのままアニメ化したわけでは無い。正直これをタイトルにしたのはどうだったのか疑問に思う。別に生き方についてすごい考えさせられる内容ではなかったし。
至る所に宮崎駿監督作品のオマージュが散りばめられてるのはとても嬉しかった。おばあちゃん達はトトロのおばあちゃんに似てる気がしたし、ドアを開くと別の世界(ハウル)。それらを見ると今度こそ本当に宮崎駿の最後の作品なんだな実感した。
やはり宮崎駿はファンタジーが1番面白い。「風立ちぬ」の様な難しい雰囲気も嫌いじゃ無いけどやはりファンタジーを作ってくれるのが一番嬉しい。
主題歌もまたユーミンかなー。なんて思ってたらまさかの米津玄師。あの「地球儀」が沁みた。もうこれで宮崎駿とは、「さようなら」をしなければならないと思わず涙が溢れてしまった。
宮崎駿監督本当に今までお疲れ様でした。
あなたのおかげでアニメの面白さに気付かされ、思い出になる話にいくつも出会えた。
アニメ制作は今度こそ最後だったと思うので今後の日々を幸せに過ごしていただけたらなと思います。
宮崎駿監督。本当にお疲れ様でした
