いなせなマホ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのいなせなマホのレビュー・感想・評価

2.8
レビューno.112:

内容が面白いかどうかと言ったら、クソつまらない。どこかの映画評論家が圧倒的な家族愛に娘を持つ母は号泣もんと言っていたが、俺は女ではないし、子供いないし、そもそも結婚してないから、その立場になれないからその立場に立っての感想は言えないけど、この程度の家族愛の映画なんてそれこそ、腐るほど沢山世に出てるだろ。

アカデミー賞に沢山ノミネートしているということだったから、とりあえず観てみたけど、こんな作品が作品賞を取るようになったらアカデミー賞は終わりだろ!って思った。そしたら取った。アカデミー賞オワタ。

まずさ、この映画って何が面白いの?アジア人が沢山でていて、それでもヒットして、ってことで、映画界において地殻変動が起きている中でのエポックメーキングとして意図的に選ばれただけな感じがする。そういう意味ではこのタイミングで作品として存在したということには存在価値はあるけど、作品自体としてはもし白人がこの映画の主演をしていたら、クソ映画のレッテルを貼られるレベルのクソOFクソ映画でしょ。
逆差別だ!!とクレームを言っても良いくらいの駄作だと俺は思う。

もちろん、マーケットがアメリカだけでなく、世界中だからこそ、人口14億の中国マーケットを意識するのは当然のことだし、そこにおもねる気持ちもわかるけど、この作品じゃなくてよくね?って心から思う。もっとみんなから絶賛される作品で取って、本当の意味でのエポックメーキングになって欲しかったよね。この作品がとることによって、純粋に作品の良し悪しだけはない、大人の事情で決まってるんじゃん!!って疑われるだけで、まるで日本レコード大賞と一緒じゃん!と俺はアメリカもしょせん日本と一緒なのね。そりゃ、WBCの試合も勝手に変えられるわな。と一人思うだけでした。
いなせなマホ

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