レビューno.106:
これはやばい。全てにおいて圧倒的過ぎる。最高のエンタメでありながら、最高のアートでもある。これを2000円そこらで鑑賞できることの価値を嚙み締めないといけない。
内容とかどうでもいいのよ、この作品は。それらしいストーリーがあれば、あとは圧倒的な映像美がすべてを覆い隠してくれる。スタート時点からテンションがあがり、この後下がるかな？？って思っていたけど、そんな想いをすら杞憂に終わるくらい、圧倒的過ぎて投げ銭機能があったらしたいくらいだった。
でも、日本での興行成績は世界と比べると良くないみたい。これはアートに普段から馴染んでないから、この世界観の素晴らしさを日本人は理解できないのかもしれない。
インスタ映えするかどうかだけを競って、リア充アピールする暇があるなら、本物のアートを勉強してほしいと心から思う。リア充アピールではなく、心の充足と充実に時間を使って欲しいと心から思う。そうしたらこの作品の圧倒的な素晴らしさがわかるはず。
もちろん、チームラボプラネッツも悪くないと思うよ。アートへの入り口としてはハードルが低いから良いと思う。でもそこで終えて欲しくないよね。一歩踏み出して本物の芸術を観るようにしてほしい。上野はアート天国ですよ。
そして圧倒的なアートへの没入感はアバターは最高過ぎる。コスパにおいても、タイパにおいても圧倒的だと思う。ちょっとピカソ観に行く感じで、アバターを観て欲しい。そういう映画。激賞。
