Ardor

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのArdorのレビュー・感想・評価

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グランドシネマサンシャイン池袋にて鑑賞。
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 ぶっちゃけ途中であんまり興味がなくなってしまった。自分の理解力が追いついていないからかもしれないし、理解したらその段階で認識を改めるつもりだけど。

 多元宇宙は無数の可能な世界線が存在してることだと思うけど、可能な存在する世界線なら、指がソーセージになった世界で、エブリンとIRAの女性が無関係でもいいし、どっちかがいなくてもいいし、エブリンが女王でIRAの女性が家来でもいいし、全て相対化されない?なんで映画に映った関係のみが意識にのぼったの?単純にわからない。

 そして、同じ世界線から分岐した世界の方がやっぱり好きで。自分がもし、京劇のスターだったら、とか、映画俳優だったら、レストランの従業員なら、と考えるとどこで分岐したらこうなるのかな、と考えないと楽しめない。ぼくはキャラクターも含めて全てファンタジーなのが苦手なのでなんの話かよくわからなくなる。でも現実から異世界に行くことも含めてファンタジーだと好きになれる。しかしこの映画は並行世界がどんな意味を持つのかよく分からないし、どうも世界線が分岐してるわけでもなさそう。

 最初は並行世界ものとして、マトリックスみたいだなとおもった。別世界の異性が君は救世主だ、といって現れる。iRAのオフィスで机に隠れて移動するとことか、わかりやすい。物理的に拘束された世界をカンフーで打ち破る。

 どうでもいいけど娘役の子がとても可愛かった。
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