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ファミリーファミリーのkuuのレビュー・感想・評価

ファミリーファミリー(2019年製作の映画)
1.0
『ファミリーファミリー』
製作年2019年。上映時間29分。
認知症の母親とニートの兄を支える弟にさらなる問題が襲いかかる家族ドラマ。
サクッと見れる30分あまりですが色んな意味で辛い作品。

※今作品は短編映画だし、リー即停止ボタンを押せば良いのですが、最後まで見て、結果悪態に近い感想となりましたので、お読みになり気分を害されましたら、どうかお許しください。🙇

認知症の母ちゃん(いたわったれよ)、ニートと云うよりも母ちゃんよりある意味ボケとる兄と三人暮らしの弟の翼。
兄弟で揃えた洒落た丸メガネ掛けるんやったら他に銭かけるとこあるやろ!!
Zoff行っとけ。
ボケがひどくなる一方の母ちゃんに、働かないボケナス兄と悪戦苦闘しながらも生きる家族の話。
ニートを否定も肯定もしませんが、ニートでも長い人生立ち止まってもエエと思う。
また、世の中、働かない人はいない。
たしかにサラリーや銭を生むことが仕事と云うなら『働かない』は正解だと思う。
しかし、隠居された方々で菜園で汗水流し育てた野菜をご近所さんに振る舞う人は働いていないのか?
主婦、主夫でも、専業でしてない人が家事育児を真剣にやったことがあるなら、その過酷な労働に頭は下がる。
それほど働かれてると思う。
だから、ニートであっても働く方法はあるし、銭を稼ぐ方法はある。
それを指南する者が少ないし、いたとて、詐欺師やその類いが多い。
政府機関の敷居も高い。
また、回りの多くが自分でいっぱいいっぱい。
対岸の火事には可哀想と思たとて、此岸の火事、関係性の薄いご近所さんは危ないこと起こさへんか等、自分の回りに気を配り嫌煙しがち。
それに家族がニートやったとしても、マジに何らかの精神的や肉体的に障害があるのなら地方自治体などの連帯を求めるべき。
確かにお役所仕事は遅いだろうし、まどろっこしいし、イライラする。
しかし、ホントに切羽つまり、自死などに進むなら(本人は考える余裕もないなら)、そこでなぜ早くから弟が動かんのやろ。
兄弟やろ、何よりも必死に育ててくれた母ちゃんやろ。
まだ、渡世の兄弟って謳ってる人たちの方がまだマシ。
心身に障害があるのなら、雇用者や先輩に知られないように就職したかて、結局、何らかの問題が起こる。
兄ちゃんがもし、心身に不調を来してるなら、まずはその原因を。。。
ただ、この家族がネガティブな法則に嵌まってる。。。
って、マジに書くほどの作品でもないかな。
パレートの法則(80:20の法則)ってのも、本来は機能するはずが、彼らは進化したのか弟すら体たらく。
パレートの法則ってのは、働き蟻のうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくるってもので、人間でも集団になると、同じように仕事を一生懸命働いてんのは2割りくらいと。
なら、三人が集団に当たるかは不明ながら、弟がしっかりして動くこと、そして、兄ちゃんも何らかの方法で自立出来たときは、きっと弟に感謝するし、絆も深まるやろぅ。
兄ちゃんの心身の障りを解決せずに、進むのは繰り返しになる可能性は大。
それらを見ないで進むよか、真摯に対峙した先には、少しでも心だけは豊かになる。
振り返ったとき今回の問題なんか笑い飛ばせるはず。
何よりも母ちゃんにゆるりと過ごせるようにやったれよ。
貯金の残りもあと僅か、そんな時にまた最悪な事が起きる。
って流れだけど、小生からしたら何ら最悪とも思えず、確かに人それぞれ同じ問題でも大小の感じかたの違いは生まれるが、問題の質は変わらない。
そして、兄弟はある決心をするのは。。。
もし、気になったら本編で。

体力なかってもエエやないか。
学がなかってもエエやないか。
メガネなんかに気を取られてんと、母ちゃんの食い扶持くらい何とかしたらんかい。
体力なかったら街角に座って100円恵んでくれババアのように土下座でもして乞食してでも、学がなかっても漫画描いてるなら、コミケやブログででも道を模索せぇよ。
母ちゃんがお前ら二人を養うのにどんなけ苦労したんかわかっとんのかい。
何をムキになってんのかわかりませんが汗
kuu

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