いの

クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たちのいののレビュー・感想・評価

3.5
怖い映画だと本気で怖がってしまうので、それをなんとか克服したいと思ってる。クリーチャーを制作する方々のお話をうかがえば、これからその方々のこと映画の最中に思い出して怖さを半減することができるんじゃないかと(なんてことは7割以上ホントです)。今作を通して、クリーチャー制作の歴史を知ることができました。熱い想いも受け取りました。デニス・ミューレンさんは、SWのドキュメンタリーでお目にかかったことがあるので再会できてうれしかったです。先日みたグレムリンのジョー・ダンテも語ってました。ギルレモは目も可愛いしハスキーな声も話し方も可愛かった。ジョン・カーペンターの若い頃の映像にも昂ぶる。エイリアン、スターシップ・トルーパーズ、ロボコップ、スパイダーマン2などなど、知っている映画が紹介されるとやっぱりうれしい。でもわたしには知らない映画の方が多かったと思います。実物かデジタルか、その融合か。技術の進歩によって、かつて一世を風靡したものは過去の産物とされたり、その狭間で苦しんだりと、それはどの業界も同様なのかもしれないけれど、寂しいものがあります。色んなクリーチャー観ることができたのは楽しかったけど、ドキュメンタリー映画としたら想定の範囲内の出来だったような気がします(失礼)
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