いの

ダンケルクのいののレビュー・感想・評価

ダンケルク(1964年製作の映画)
3.8
フランスからみたダンケルクの戦い。ベルモンドからみた戦争。部隊からはぐれちゃったベルモンドが兵士や元神父や、避難せず家に留まろうとする女性に出逢ったりしながら、戦争の核心に近づいていく感じ。ベルモンドは兵士だし、ドイツの爆撃機がガンガン爆弾落としてくるし、間違いなくこの戦争の当事者なんだけど、彼はどこかその外側にいるように見える。でも結局はやはりどうしたって当事者なのだということが、ラストに凝縮されているように思う


今作の冒頭で線路を歩く兵士の姿が映されたけど、ノーランのダンケルクの終盤にこれと重なる場面があった
いの

いの