いの

ダンケルクのいののレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.7
今作がタイムラインを席捲していた時には、怖そうだから自分には絶対に無理だと決めつけてしまい、劇場に行くという選択肢を持たなかった作品です。わたしにとっては今が観るタイミングとなりました。


とにかく凄すぎてわたしにはこの作品全体をとらえて書くことは到底できそうもありません(まぁ、いつもできてないけど)。だから取るに足らないかもしれないことを自分のために記します。ベルモンドのダンケルクは途中でちょっと横になって鑑賞しちゃったけど(寝てません!)、今作はずっと姿勢をまっすぐにして鑑賞、しかも次第に前傾姿勢になって鑑賞してました。


マーク・ライランスが船上でこのようなことを言います。「ロールス・ロイス製エンジンの戦闘機:スピットファイアは最高に心地よい音だ」と。彼は戦闘機を見なくても音だけでそれがわかる。鑑賞後に何回かリピートしました(メモ:41min20secあたり)。嗚呼、これは音の映画でもあるんだと。でも、うちのスピーカーではその音の心地良さがそんなには実感できなくて、そのとき劇場で鑑賞できなかったこと、音を堪能できなかったことを心の底から後悔しました。・・・が、わたしはまだやる気です。何回かおうちで鑑賞したのちには、いつか劇場で再上映されたらその時には何回か足を運び、瞳を閉じて(←これも未鑑賞)今作を堪能することにもチャレンジしたいと思います!
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