このレビューはネタバレを含みます
オリエント急行に乗り込んだ名探偵ポワロ。
彼はそこで殺人事件に遭遇し事件の解決を依頼され、12人の容疑者が浮かび上がるが…。
個人的にはポワロ役といえばデヴィット・スーシェのイメージが強いんだけど、今作のアルバート・フィニーもなかなか良いね。
イングリッド・バーグマンやショーン・コネリーも出演しているし、結構豪華です。
事件は移動する列車の中という密室殺人。
ポワロは容疑者全員への尋問から見事に事件を解決するわけだけど、オチまで観てそういう展開になるとは、鑑賞当時は原作を知らなかっただけに驚いた。
警察ではない、探偵という職業ならではの決着方法ともいえるかなあ。
事件の背景や複雑な人物関係の描き方は手際が良いし、2時間で上手く纏まってると思う。
面白かったです。