ゆりな

かがみの孤城のゆりなのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
3.8
設定がまさに年度末と新年度の物語なので、今観た方がいい!!!

あまり期待せずに見始めたけれど、さすが辻村深月の原作なのでストーリーが面白くて、スルスル観てしまった。
分かりやすく伏線を張っているから分かる部分もあるけど、読めない部分もあるところが、さすが〜!面白かった!

私も学生時代、お腹や頭痛くなりがちで学校行かないがちの子でした。(メンタル問題で行けない、ではないから一緒にしちゃいけないのだけど)

主人公のこころちゃんが純粋に可愛い。
こうゆう新海誠作品みたいな、急激に新しい何かが始まる感じと、恋愛恋愛はしていないけれど、ボーイ・ミーツ・ガールを感じるストーリー。
あの花のA-1 Picture制作だから、通りで雰囲気似ているわけだ。

孤城のシーンが和やかなだけに、いじめのシーンはリアルで胸がキュッとなった。分かりやすく暴力的にいじめられているではないからこそ、胸がザワッとする感じ。
そして終盤の各キャラクターが不登校な理由、明かされるところはもっとギュッとなってしまった😭😭普通に胸にパンチくらって泣くよ。

孤城のメンバーが進路や進学が決まって焦るなか、「選択肢はたくさんある」という言葉は、学生にも大人にも刺さるはず。
ゆりな

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