2017年に俳優の山田孝之、阿部進之介、映画プロデューサーの伊藤主税らによって発足した短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS（ミラーライアーフィルムズ）」。
俳優・映画監督・漫画家など総勢36名の監督が『変化』をテーマに制作した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開するシリーズ。
個人的には第1弾を楽しめたものの、第2弾を鑑賞できなかったのが痛恨の極み（笑）

第3弾（シーズン3）である今作も豪華監督陣9作品で構成。とりあえず各タイトルと監督&スコア入れておきます。

「沙良ちゃんの休日」
監督:山田孝之 　スコア:3.2

「Good News,」
監督:渡辺大知　スコア:3.7

「絶滅危惧種」
監督:野崎浩貴　スコア:3.5

「ママ イン ザ ミラー」
監督:李闘士男　スコア:3.8

「INTELIGENTIA」
監督:Ken Shinozaki　スコア:3.2

「家族送」
監督:村岡哲至　スコア:3.4

「サウネ」
監督:松居大悟　スコア:3.5

「可愛かった犬、あんこ」
監督:井樫彩　スコア:3.5

「そこにいようとおもう」
監督:林隆行　スコア:3.5


平均するとだいたい3.5（笑）
中では李闘士男監督の「ママ イン ザ ミラー」がお気に入り。渡辺大知監督「Good News,」、松居大悟監督「サウネ」もなかなか良かった。最初の作品である山田孝之監督の「沙良ちゃんの休日」は、、、という感じだったけど、カレーは美味そうだった。ツカミとしてはOK…？（いきなり腹減るやないか笑）

例によって、個人的に苦手なアート系もあったものの全体的に満足な短編集。アート系含めジャンルのバランスも良かった（同系統固めると飽きちゃうしね）

• #劇場鑑賞2022-179
• #2022-日
• #短編集

シリーズ第四弾公開されたばかりの短編オムニバス作品の前作第三弾を鑑賞。

今作も松居大悟監督や、磯村勇斗、藤原季節、南沙良などの旬な監督や役者さん達の作品盛りだくさんでした。

正直作品の出来映えは、物足りない作品が多くていまひとつだったかなぁ…。

そんな中でも、営業最終日のサウナを題材にした「サウネ」と、オーラスを飾った吉村界人熱演の「そこにいようとおもう」が良かったです。

2022-205

沙良ちゃんの休日
season2では紀里谷監督の作品に山田孝之が出演していたが今作はその立場が逆になっていて、おっ！と思った笑
けど山田節って感じであんま内容がよくわからなかった。

Good News,
私の好きな渡辺大知の監督作品。
いつもだいちくんはダメ男演じる事が多いけど今回の監督作品でもダメ男が主役になってる。
わぁ、続きが気になるラスト。
恋する可愛い色合いも悪に染まる色合いも映像の中にどっちもあってよかった。
後味は悪いけどいい作品です。


先生も同級生もみんなゾンビの中で生きる人間の話。給食は人工血液を飲むという面白い発想。
でもよくわからなかった。

ママインザミラー
言いたいことは言えよ
ママのラップがカッコいい。
言いたいことを直接伝えるのを避けている今の時代に勇気を与える作品。


この短編シリーズ唯一の外国人作品。
海外ショートはなかなか見た事ないので新鮮だった。

家族送
実話に基づく家族葬
そんなことやっていいんだって初めて知ったけど
愛があるからこそできること。

サウネ
今までで何が1番面白かった？から始まる温泉恋愛物語。
まるでこれまでのショート作品で何が面白かったか聞かれてるように錯覚してしまう冒頭が釘付けだった。
ありそうでなかったシチュエーションの物語でした。

可愛かった犬、あんこ
生活感あふれる部屋と自然な演技が心にくる。姉妹感、実家感、ペットロス感
こんな家族いそうだなー。

昔の友達と久々に会って、周りと自分の変化を感じる作品。
自分も大人になってからこういう時ある。
友達間でもそうだけど、実家を離れて家族と久しぶりに会っても、考え方とか感じ方の不一致を感じる。自分が変わってしまったのか、周りが変わってしまったのか。
そう思ってイライラする事がある。