フィリピン発ハートフルゾンビ映画。
ゲイを差別したゆえに将来ゲイになるという呪いをかけられた少年が、自分体の変化に悩まされる15年後に、町中で遺体が次々と発見される事件が起き…という内容。

一応、冒頭に“2011年の作品で当時の云々…”という文言が出てくるものの、これはコンプラ的なものは大丈夫なのか？というくらいの作品。
正確にはゲイではなく“おかま”という意味の言葉なんだけど、さすがLGBTQ先進国であるフィリピンだからこそ許されるのかな…と勝手に解釈。

かなり後半に突入しないとゾンビ出てこないので、このタイトルもどうかと思うけど、うまい感じに回収はできてる…と思う。
内容は完全にB級（ゾンビ出てくるしZ級？）くらい、おそらく本国でもそういった扱いなんじゃないかと思う緩さはなかなかのモノ（笑）

チープすぎるし長尺感もあるけど、鑑賞後はけっこう清々しい。当たり前だけど、フィリピンの女優さんもやはりキレイなので◎

• #劇場鑑賞2022-300
• #2022-比
• #バクラ=オカマ

レミントン(主人公)のお母さん役の人の白デニムにくっきりパンティライン。

前にみなみ会館に行った時に予告見て観ようと思ってた作品。
インド映画だと思ってたらフィリピン映画でした。

バクラの呪いの話し。
多分これ日本初上映だと思うんですが製作年は2011年だそうで、本編始まる前に"作られた年代を考慮して観てね"的な注意書きが出ました。
こう言うのが出るのは差別的な表現が有る場合が殆どなので何やろ？と思いながら観てました。
そしたら開始1秒で「バクラ！バクラ！」の連呼。
バクラとはフィリピンで"おかま"を意味する蔑称らしいです。
田舎町に育ったレミントンはゲイを見ると「バクラ」と揶揄っていた。
ある日お墓でひとりのゲイを揶揄うと「大人になるとあんたもバクラになるのよ！」と言われる。
それから15年後、町ではゲイばかりを狙った連続殺人が起こっていた。
警官の母親が捜査をしているとこにたまたま通りかかったレミントンは、野次馬のハンナに一目惚れするのだが…、って話し。
レミントンのお母さん、15年前は見事なぷりケツだったのに現在は面影の全くないデ…。
と言うか母警官の部下のミミって人以外、おばちゃんは全員デ…。
フィリピンのおばちゃんって肥えた人が多いのか？
ミミはブスのうえに情緒不安定な変な女性だったので置いといて、若い娘はスレンダー美人ばかりでした。
レミントンは揶揄ったゲイに呪いをかけられ、まず髭、脇毛、脛毛、陰毛を剃られ、次に舌を引っ張られ徐々にバクラになって行く。
折角一目惚れしたハンナと仲良くなってきたのに、親友のジグス(♂)の方が気になりだす。
果たして呪いは解けるのか…、って、おーい！タイトルになってるゾンビは！？
バクラ連続殺人鬼に復讐するために最後の方にオカマのゾンビが大量発生します。
色々盛り込んでますが要するにバクラを差別するな！って話し。
風呂が無いのか外で水浴び(シャワー？)したり、バイクのサイドカー(タイのトゥクトゥクみたいな飾り付けしてある)でタクシーやったり、フィリピンの文化が観れたのは良かったけど、面白くも面白くなくもない微妙作でした。

この前副業姉妹と『モエカレ』観た時に思った事。
生見愛瑠演じる萌衣がスマホにバンカーリング付けてたんです。
ちょっと前に流行ってて皆んな付けてましたよね。
ボクは出っぱるのが嫌で付けませんでしたが。
ちょっと待って！
バンカーリングが流行ってたのはちょっと前。
今はストラップ付けて首からぶら下げるのが流行ってるって聞いたし、実際街でもよく見かけるんだけど？
原作がそうなのかも知れないけど、オシャレなラブコメなのに流行の最先端じゃないのはちょっと違和感ありました。




＊＊＊＊＊＊＊＊＊鑑賞記録＊＊＊＊＊＊＊＊＊
鑑賞日：2022年8月6日
鑑賞回：17:55〜19:35
劇場名：みなみ会館
座席情報：2F/ｽｸﾘｰﾝ3 E-6
上映方式：2D 字幕
レーティング：G
上映時間：96分
備考：会員料金
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• #2022年劇場鑑賞(に)

冒頭、2011作なので現在ではちょっと取り扱い難しいやつですけどそのまま流すねゴメンネゴメンネー（謝ってはいない）みたいな字幕が。
　
幼い頃ゲイを声高に詰り倒してた主人公は、ゲイの呪いで急激に変化。
恋の対象の彼女、慣れ親しんだ友人との距離感は徐々に……
一方町ではゲイを狙った謎の連続猟奇殺人が発生。
交霊で呼び出したゲイの悪魔(？)、そして事件被害者の遺体がゾンビ化し……いやいやいや盛り過ぎやろ！
　
　
邦題が微妙にミスリード張りたおして全部ちょっと違う……みたいな内容でしたが、とにかく主人公レミントンが素晴らしい。
　
ヒロインに一目惚れして悪友と呑んでたはずが、翌朝髭と体毛がツルツルに剃られた状態で目覚めたり。
普段着の好みが派手でパツパツなものに急に変わったり。
ヒロインより悪友に心惹かれだしたり。
そのまったくスムーズな変化は見ててとても面白い。
ポスターカットのシーンはなんかめちゃめちゃ可愛い。
　
まぁ根本でゲイの取り扱いは確かに今これこのまま作れないよなーとは思うし、バクラ連呼するクソガキは正直イライラさせられる。父親の決断にも印象としてはトンデモにはトンデモをぶつけんだよ！的なやっつけ感がひっかかりはしつつ。
　
ともあれダイアナロスには怒られたらいいと思います。