Mayo

シニアイヤーのMayoのレビュー・感想・評価

シニアイヤー(2022年製作の映画)
4.1
やばい、これはめっちゃ面白かった!!
20年の昏睡状態から目覚めた37歳が、プロムクイーン目指してハイスクールに戻るっていうお話。
ハイスクールものだけど、レベル・ウィルソン演じる主人公のステファニーは37歳、私と同い年!ということで、2000年代のラブコメ風なテイストとか、流れる音楽がいちいち懐かしいところとか、イケてる人=アバクロの店員っていう思考回路とかもうツボにはまりまくり。

高校時代と現代でキャストが変わるんだけど、このキャスティングがかなり好み。高校時代のイケメン中身からっぽ彼氏役が、「13の理由」のタイラー・バーンハートから「This is us」のケヴィン役ジャスティン・ハートリーに成長するなんて、海外ドラマファンへのサービスですか!
まぁ、現代側の人たち、37歳にしてはやや老けすぎでは?高校生の子供いるし…とは思いつつも。

チアやプロムへの考え方がアップデートされていながらも、昔ながらのラブコメっぽさあり、ダンスありで見応え十分。
ダンス込みで選ばれているであろう高校生たちのキレキレダンスも、いまっぽいキャラも好き。

レベル・ウィルソンは痩せた時にエージェントから「仕事がなくなる」って言われたって言ってたけど、十分面白かった!痩せたことでキャラっぽさが抜けて、セリフの言い方や表情の面白さが際立ってむしろ良かったです。
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