最近SnowMan、そして目黒蓮（以下めめ）にハマり過ぎているので、初日に若い子たちに紛れて鑑賞してきました。
（あと塚原あゆ子監督のドラマも大好きなのです）
とはいえうううう…普段邦画はほぼ見ないので、邦画を見た後のちょっと残念な気持ちにはなりつつ。やっぱり欧米の映画に比べると、明らかに予算感が違うとは思う。日本の中ではかなりのビックバジェット映画だと思いますが…
それでも、めめと今田美桜の眼福カップルは終始とても素敵です。
めめの軍服のスタイルの良さ、どSな態度の合間に見せる微笑み。
今田美桜の重め前髪ぱっつん、あんみつ頬張りながら顔でおいしいを伝えてくる表情。
などなど「はいかわいい！」「はいごちそうさまです！」なカットが多く堪能しました。
撮影は１年前ということで、めめのお芝居は今より完成されていないような気がした。（ファン的にはそこが良いのですが爆）
本人の人の良さがとても出てしまっている…演出もそちらに振り切ったようなのですが、美世に微笑みかけるのはもう少しだけ我慢して、冷徹な清霞を前半はもうちょっとだけでも見せた方が良かったのでは？と思った。婚約者が何人も逃げ出すくらいの冷徹な人っていう感じがやや浅いと感じたのと、少しでも冷徹な部分が見えた方が、笑った時のきゅんがもっと大きいと思った。
もぐもぐは何かと話題になりがちだけど、今作でも卵焼きのおっきい一切れいくな〜とその潔さに惚れ惚れしました。
渡邊圭祐さんは初めてでしたが、めめ目当てで先に完成披露試写会のトークなどを見ていて、ヒゲ生やしてちょっとチャラい感じの人だな〜と思っていましたが、映画の中では品のある若社長という感じがあって、いい！となりました。
前田旺志郎はもともと好きですが、あのポジションを演じられて、更にカッコ良くもあるっめいうのがすごい。ちょい上世代だと濱田岳や浅利陽介、矢本悠馬がやるようなポジション。
あと山本未来さんがもうすごくすごく良かった！
美世の母親役は発表されていなかったと思うのでびっくり&めちゃくちゃ美しくてドキッとした。美世が「母が2歳で死に」と言った時は、子役がもっと大きかったように見えたのでズコっとはなった。
設定を理解するのが難しいという声を聞くけど、私も原作未読ですが十分楽しめました。
冒頭から世界観にぐいっと引き込む作りがされていてとても入りやすく、異能や異形がある、その中で美世は異能の家系に生まれながらも無能である、冒頭で異形の死者たちが放たれてしまったということがわかればもうそれで良いのでは？と思う。
和と洋が混在するレトロなオリジナルの世界観がとても良かった。それらしいロケ地の数々、どこで撮影したのか気になる！衣装も素敵です。
ただ「帝」側の描写が単調でもったいなかった。大西流星くんの顔の迫力はすごい&関西弁が宮家な感じで良かった。
ラストの展開はまぁ「無能であるために虐げられているヒロイン」という設定の時点でもうそうなるだろうねって感じではあった。
異能を使う時に顔に模様が出るんだけど、あんだけCGを上手に使ってて、そこはメイクで描いてるのが、予算のこと考えてのことなのかな？と思いつつ、どっちが良かったのかなーとは思った。「顔に描いてる！」と思ってしまったので。
バトルが全て終わった後に美世を探していた清霞がこっちに駆けてくるのを美世目線で撮ったカットが最高だったけど短くて、全部見せて〜と思いました。
塚原あゆ子さんなので、アイドル映画には作られていなくてもちろんそこが良いのですが、もうすこーしファンサービスしても良いかも？とは思った。例えばクレジット前のラストカット、あそこで終わるならばめめのもっときゅんな表情を丁寧に切り取って欲しかったなぁ。
でもでも、こんな大きな映画の最後に女性監督の名前が出てくるってカッコ良すぎて、結構痺れた！
あと主題歌がめちゃハマってて読後感良かった。
silentがなかったら、この映画はどういう位置付けで公開されたんだろ？それとも一年後にこんだけ人気者になっている計算で作られたのか？など色々変なことが気になりつつ。
きっと興行収入良いだろうから、このまま続編あるだろうな。きっと観るでしょう。めめの成長がたのしみ！
