
車の中で語り合う熟年夫婦。岸英治さんと信子さん。ふたりには一番上から下まで17歳離れた10人の子どもがいる。手作りのカレンダーに毎月書かれる子どもたちの名前。英治さんと信子さんは子ども一人ひとりと向き合う時間を作るために毎月、その子どもが生まれた日は一対一の時間をつくる。三女の種恵ちゃんはお母さんと近所のファミリーレストランへこっそりお出かけ。「お母さん、おなかがすごく空いててごはんを食べるときはね、少なくとも1口30回かめばね、少しでも満腹するんだって」無言で30回食事をかむ種恵ちゃん同様、みんなが月に一度のこの時間を大切にしている。
生まれつき目が見えないイーちゃん。 本名 小長谷唯織(こながやいおり)さんは20年前、静岡盲学校で白い杖の使い方や点字など、視覚障がい者として生きる基本を学んでいた。 触って、なめ…
>>続きを読む広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。結婚もせ…
>>続きを読む河野道工の歌集「道路工夫の歌」をもとに木下自身が脚本化した作品。妻、両親、息子らと質素な生活を送る道路工夫の姿を描く。
東京で働くひとり娘の「私」(監督・信友直子)は、広島県呉市に暮らす90代の両親を1作目完成後も撮り続けた。 2018年。父は家事全般を取り仕切れるまでになり日々奮闘しているが、母の認知症は…
>>続きを読む動物写真家・岩合光昭が、世界中のネコと出会い、心から撮りたいと願ったネコの“家族愛”。流れゆく季節の中でふたつの舞台を見つめます。ミャンマーのインレー湖。湖上に建つ小さな家にネコの家族とヒ…
>>続きを読む2022年5月15日で満100歳を迎えるはずであった瀬戸内寂聴に、密着17年間という歳月を撮影し続けた監督・中村裕。2015年にNHKスペシャル「いのち瀬戸内寂聴密着500日」(ATP賞ド…
>>続きを読む昭和7年。新婚の灯台守・有沢四郎と妻・きよ子は、東京湾の観音崎燈台に赴任する。その後、北海道の石狩燈台、五島列島の女島燈台と転任を重ねる間に、子供が生まれ、夫婦げんかをし、同じ灯台守と親交…
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