監督と被写体との信頼感。互いが想い合う関係性が観ていて本当に美しい。あの年齢になっても、寂聴さんは女であり、作家であり続ける。それは並大抵の事では無いだろう。深い愛情を持ち、豊かな表情で、周りを照ら…
>>続きを読む跳ねるようなお声と、真摯だけれど忖度しない物言いがもう漫才みたいで大好きで、瀬戸内寂聴さんの説法や質疑応答をYouTubeで見ることがある。
気がつくとげらげら笑っちゃう。けれど号泣している質問者…
瀬戸内寂聴さんのドキュメンタリー。99歳で亡くなられるまでの日常、寂庵に訪れる救いを求める人々とのやりとりに胸が苦しくなる😒
50を過ぎて毎年桜の時期になると、この桜は後何度見れるのだろうと思う。…
観ていて自然と顔がほころび、知らず知らずのうちに涙があふれてきた。堅苦しい説教ではなく、巧みな話術で肩の力をほぐしてくれる説法は、聞いていて楽しい。
生きることは愛すること。
「人間が一番成長する…
この作品の寂聴さんは享年99、『カラフルな魔女』の角野栄子さんは89歳。
女性は怖い、いや素晴らしい。
どちらもいいドキュメンタリだけど、素材はNHKの受信料で撮ったもの。
NHKスペシャル「いの…
このレビューはネタバレを含みます
ディレクター・中村裕氏の日記風ドキュメンタリー。
理学療法士とのリハビリの最中、かつては軽々とこなしていた四つん這いが出来なくなったときでも、変なプライドが毛ほどもなく、自らの衰えを跳ね除けるよう…
面白かった。瀬戸内さんって良くも悪くもめちゃめちゃ人たらしで、それはもはや才能レベルだったんだろうと思う。
男女の仲になることはなくても、男性からの好かれ方もすごいなあと思う。人としてこんなに好いて…
最後の朝日新聞に書いた私小説に落涙。
嵯峨野の清滝のホタルが徐々に遠ざかっていき、心に浮かんだ小さな光をまさに「末期の眼」で見ていたのだろう。
記録した映像をきちんと世に出せ、と叱咤激励する寂聴先…
あ〜今この人、自分の可愛げを意識してるなぁってところが沢山あった。(いい意味)
おそらく「死にたい」って言ったのも自分を魅せるためなんだろうなって。
最期まで自分が女である事にこだわって生きたっ…
©2022「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」製作委員会