うどん

ミセス・ハリス、パリへ行くのうどんのレビュー・感想・評価

4.0
友人のススメで鑑賞!

とても刺さりました…

ミセス・ハリスは、いろんな家の掃除・雑用で生計を立てているが、あるとき一着のディオールのドレスに出会って、ディオールのドレスを買いにパリに行く、という話。

主演女優さんが可愛らしい人で、初めてディオールに出会ったときのリアクションに笑った。パリに行くためのアレコレにもくすりとした。
そして、念願のパリ!ディオールの数々のドレスの美しさに、ミセス・ハリスと同じように興奮し、同じようにうっとりした。看板モデルを演じた女優さんがとにかくキュートで、今作の魅力の一つ。

基本的に主人公の周りは"良い人"が多いけど、主人公を"透明人間"のように扱い、どこか見下している人たちがロンドンにもパリにもいて、胸がきゅうとなった。今作はディオールの美しさを楽しめることに加えて、ミセス・ハリスのような女性にスポットライトを当てる応援ムービーのように感じた。ミセス・ハリスという女性の人柄に温かくなり、悲しくなるときが時折り訪れるけど、自分を認めて見てくれる人たちはいて、そんなミセス・ハリスに起こるサプライズにとっても心温まった。

なかなかの良作でした!
東京のディオール展に行ってみたかったな〜。
うどん

うどん