ペコリンゴ

死を告げる女のペコリンゴのレビュー・感想・評価

死を告げる女(2022年製作の映画)
3.1
記録。
「あなたはトップになれる」

『哭声 コクソン』のチョン・ウヒ、『エクストリーム・ジョブ』のシン・ハギュン共演のホラー風味サスペンススリラー。

ニュース番組の生放送直前、キャスターを務めるセラ(チョン・ウヒ)の元に1本の電話が。電話口の女は怯えた口調で、ある男に襲われている、もし死んでもセラに報道してほしいと告げる。スクープのチャンスだと言う母(イ・ヘヨン)に押され、女の家に向かったセラは女とその娘の亡骸を発見。以降 事件の取材を続けるセラは、被害者宅で彼女の主治医であったという精神科医イノ(シン・ハギュン)に出会う…。

この映画がお好きな方ごめんなさい。
スコアで察してください。

内容的にあまり多くを語れないタイプの映画ですが、それやったらズルくない?って展開にかなり冷めました。手垢が付いたネタにも関わらず上手でもないからきっとそう思ったのでしょう。

しかもあまり考えながら観てない僕ですら、頭の中で確定的にオチが見える瞬間があったにも関わらず、そこからも結構引っ張る。いやもう良いからw

予告やあらすじで誰しもがメインと思う事件が実はあまり関係ないのもマイナスポイント。結局あれ何だったんよって感じさせたらダメくない?

韓国の、しかもテレビ業界という熾烈極まりない競争社会を舞台にしたのは社会的メッセージを意図したものと思われ、その試み自体は良いと思いますがこの内容では何も響かないのでは?

少し言い過ぎた気がするので以降褒めます。

キャストの演技はとても良かったです。
オカルトホラー的演出も個人的にはまずまずでした。

後者に関しては別に要らなかったですけどね。
(結局Disる)