Tom2022

ファンタスティック・プラネットのTom2022のレビュー・感想・評価

3.0
このパッケージの独特さに惹かれます。眼が赤くて肌がブルーの宇宙人と、人間とのシュールなアニメーション映画です。

惑星イガムは、ブルーの肌に赤い目をした巨人であるドラーグ人が支配する星でした。そこでは、ドラーグ人に比べ小さな人間は、小動物や虫けらのように扱われていました。

ある日、ドラーグ人のティバは、ドラーグ人の子ども達のいたずらによって母を亡くした人間の赤ちゃんをテールと名付けて、ペットとして飼うことにします。

ドラーグ人やこの惑星の生物がすごく独特ですね。特に、ドラーグ人の青い色の容姿や生態が独特で見ていて面白いです😄。また、彼らは、ある理由により瞑想をよくします。

人間を虫けらのように扱う描写は、なかなか見ない描写ですね。指で飛ばされたり、踏みつけられたり、ロールでつぶされたりします。人によっては、見るのに耐えられないかも知れません。

先進的な科学技術を持つドラーグ人は、人間に知性があることを感じており、また、人間の繁殖力の高さに危機感を感じていました。そして、まるで、害虫駆除のように人間狩りを強化します。ところが、追い詰められた人間も負けてはいませんでした。

さて、この映画の伝えようとしていること何なのでしょうか。よく言えば、世の中にある人間同士の対立を、風刺のような形で表現しているのかなと感じがしました🤔。
Tom2022

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