オーキッド3部作の、最後。
前2作から時は遡り、10歳のオーキッドとムクシンの初恋が描かれる。
2人でいるのが楽しくて、だから一緒にいるということは、シンプルなのに大人になるとなぜか難しくなってしまう。だから、素直に、お互いの気持ちに正直に、ただ一緒に過ごすこの2人がキラキラと美しく見えた。
最後の大団円…聞いてはいたけれど、こんなに感動するとは思わなかった。
繋がっているんだなあ、全ては。生きているということはそういうことなんだな。心の底からそう感じた。
ヤスミン・アフマド特集。この企画がなければ出会えなかった作品に触れられたことを幸せに思う。教えてくださった皆様ありがとうございました。