この題材だとジャン=ピエール・ジュネの『デリカテッセン』を思い出します。
あちらもフランス映画でしたが、お国柄?
肉屋の夫婦が宿敵のヴィーガンたちを殺し、その人肉をイラン豚だと偽って売ったら大ヒットして商売繁盛する話です。
『ヴィーガンズ・ハム』って邦題なんですね。
フランス語の原題はストレートに“Barbaque”(バーベキュー)。
英題は“Some Like It Rare”ですから、元ネタは“Some Like It Hot”(お熱いのがお好き)でしょうか。
そこそこ楽しめたものの、だいたい想定内だったかな~。
もう少しスカッと爽快感があれば良かったんですが・・・
私はグロは嫌いなので、そこはこれ以上必要ないんですが。
娘の彼氏は絶対殺されると思ったのになあ。
犬に味覚えさせちゃって飼い主は襲われないんですかね。
散々旦那を煽って殺させといて「私は殺してないし」と言い放つ妻が恐ろしい。
もしあなたが肉を食べているときに金属片が出てきたら、それはペースメーカーの部品かもしれません・・・(石坂浩二「ウルトラQ」のナレーション風)