ゴジラ-1を観ました。
ゴジラ70周年なんですね、知りませんでした💦
始まる冒頭でそのようにテロップがでて、それじゃあ、きっと記念作品にふさわしい映画になったのかな、期待値が上がりました😉
始まって驚いたのは、時代設定が戦時中から戦後にかけてと言う設定であること。
さらには、神木さんを始め、しっかりした役者さんは脇を固めていて、ゴジラが主軸と言うよりも
人間ドラマが中心となっていたことです。
この脚本と配役が素晴らしい、という意味で驚きました👍
脚本についてもう少し説明すると、例えば、ゴジラは登場しますが、しばらくは戦後復興の中、なんとか生きていこうとする3人の家族模様が描かれて、それがついつい見入ってしまうんですよ。
あれ?これってゴジラ映画だよね?と途中で思うくらい人間ドラマに引き込まれてしまいます。
若干のネタバレ
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神木さんが、戦時中に戦場から逃げてしまったことや、仲間を助けなかった負い目をずっと背負って生きていく、劇中で僕の戦争がまだ終わってないんです!と言うくだりがありますが、この辺がね、この映画のテーマなんだろうなぁと思いました。
戦時中から戦後にかけての時代設定と、そこでもがき、苦しみながら、生き抜こうとする人々と、さらには、そこにゴジラの要素を加えたことで、重厚な人間ドラマとエンターテイメントはうまくミックスされた映画になっています🤲
ちなみに監督さんは、山崎貴さんという方で、三丁目の夕日や、永遠の0の監督さん、昭和や人間ドラマを描くのが上手いようです。
あとは、1番心配していたゴジラの異世界としての異物の扱いについては、どこからやってきたのか?とか、なぜやってきたのか?とか、そんな疑問はすっ飛ばしていて、ゴジラは昔からいて、たまに顔を出す伝説の怪物として、なんとなく噂に聞いている位の設定でした。
これが自然に描かれていて、見る側があまり違和感を抱かないところも良かったと思います。
まとめると、今までのような怪獣が主役の映画ではなく、あくまでも人間が主役と言う話で、それがゴジラ映画としての新しい完成形、見事な映画になつている。ということで、個人的には90点です。👍