色々と前提として許容してないとその次の階層に思考が至らない感じ。

ドイツの過去の法律第175条を扱った作品を観ていたりもするので恋愛以前の問題とも捉えられなくもないし…

局所的な感性をモチーフにした作品は苦手なので感想はあまりもてなくてフラットに観てしまった。

なんで２回も振られなければならないのか…どこの馬の骨ともわからぬ元カレが不憫でならなかった。

モラハラなのか…彼の思考の成熟過程やその彼と長い時を共にした彼女のそれ、新しい彼のそれにも想いが巡った。

寛容で優しい世界観かもしれないけど。

すごい難しい言葉知ってるのにツガイなんだなぁってところと、上下関係あるのが面白かったのかな。

大きな声は苦手、最後のポーズは笑うところなのだろうか…難しかった。

三年がかりのオムニバス企画『Moirai』
一作目は2022年製作、映画を解体してると言われている二宮監督。

不穏なオープニング。
違和感のある一組の男女のやり取り。
少し見え隠れする男性の浅はかさ。
非現実的な設定も受け入れられてしまう世界観の中で、突きつけられた真理みたいな言葉たちが印象的だった。

「私の気持ち知ろうとしたことある？」

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「Moirai」という二宮健さん、山西竜矢さん、荒木伸二さん３人の監督の短編を上映するイベントにて。

笑う犬」とか「LIFE」とか内村光良関係のコントっぽい話をカッコよくA24とかの映画っぽく演出してる…ていうんでしょうか。なんだろ、悪くも言えるけど、言い切れない不思議な映画。