子供の頃から何度も観てるのに今回映画館で観られる事になり改めて鑑賞。それでもまた感動してるのだから名作と呼ばずして何と呼ぶって作品。
不穏な出だしに物語の解説テロップ...からのあの音楽とタイトルが出た瞬間！
もうここで既に鳥肌ですね。
『もののけ姫』もですが、タイトルで鳥肌がたつ作品はほぼ名作です(自論)。
原作は未読ですが、原作ではもっと登場人物が多く巨神兵が蘇っていたりとより複雑な内容だそうです。しかし今作は１つの映画として違和感なく綺麗にまとまっています。
大人になってから観ると「風の谷」「トルメキア」「ペジテ」という３つの国の複雑な関係性がより深く理解できますね。
物語的には悪者のトルメキアの主張もあの世界情勢なら分からなくは無いし、ペジテには同情するけれどあまりに残酷な作戦に戦慄します。
そして声優さんの力はやはり偉大。
ナウシカの島本須美さんは普段のナウシカの可愛らしい声から非常時に指揮をとる逞しい声がナウシカというキャラを引き立て、クシャナも榊原良子さんの凛としたクールな声がめちゃくちゃカッコいいです。
今回(2020.6.26〜)の『一生に一度は、映画館でジブリを。』企画良いですね。
映画館で観ると何度も観ている作品もまた違う感動が味わえます。
「もう観た作品だし...」と思ってる方も他3作品含め好きなら是非映画館で鑑賞する価値はありますよ。
