あっきー

コヴェナント/約束の救出のあっきーのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
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ガイ・リッチー監督作品としては珍しい戦争映画でシリアスめな題材かなと思いきや、かなり濃い目の正真正銘ガイ・リッチー映画だった。
途中、苦難を乗り越える主役2人の姿を観ていてガイ・リッチー版『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』かよと思った。

エンタメとして楽しめるし、カメラの動きとかアングルも戦争映画であまり見ない撮り方をしていて面白い。

ただ、真面目な話なんだけど思わず笑っちゃうところ多数。ある意味、フィクション映画で現実の戦争の真に迫ることなんてできないという、皮肉とも開き直りとも取れる。なので無理にシリアスめいてない感じが、好印象だった。

通訳の素性をジェイク・ギレンホール演じる軍曹には最初知らされてないというところが、その場面のセリフと共に刺さった。
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