アホで下ネタ満載なアメリカンコメディなんだけど、なんだかほっこりさせてくれるから不思議だ。監督はピーター・ファレリーと聞いて納得。
自分たちがしたいたずらの罪をリッキー・スタニッキーという実在しない友達になすりつけた3人の少年たち。彼らは大人になっても、架空の親友を理由にして自由を謳歌する。だがリッキーの存在に疑いの目が向けられ、追い詰められた彼らは売れない役者にリッキーを演じさせる。
あらすじだけで面白い。
そしてリッキーを演じるのが、好感度の塊のジョン・シナというのが最高。
主演はザック・エフロン。過去に『ベイウォッチ』でドゥエイン・ジョンソンと組み、今回はジョン・シナ。そして新作『アイアン・クロー』では自ら格闘家を演じていて、なかなか面白いキャリアを築いている。
そして本作で1番の爆笑をもたらすのが、ウィリアム・H・メイシー！目に焼きついて離れないあの仕草…。今年74歳で、これをやってくれる彼が大好きだ。
