三宅唱監督、原作は瀬尾まいこ。三宅監督は「君の鳥はうたえる」以来の鑑賞。
『君の鳥〜』は、ごくありふれた若者の傷付きやすくて繊細な気持ちを痛々しいくらいリアルに描いてた様に思うけど、本作はPMSやパニック障がいといった一見周りの人には気付かれにくく言い出しづらい、言わばマイノリティの２人とその周りの人々の関係性をとてもとても優しく描いてました。
松村北斗さんと上白石萌音さん、2人の雰囲気がとても心地良かったです^_^そして彼らを見守る職場の人たちも。
自分の職場とギャップあり過ぎである意味ファンタジーの様に感じつつ、、、それでも普段の自分の言動を振り返えるきっかけになりました。
上白石萌音さんのクライマックスでの語り口、、、このシーンのための配役と言っても過言でないくらい、彼女にしか作れない優しくて暖かい雰囲気を醸し出してたと思います。
