アカデミー作品賞、監督賞。主演男優賞など主要部門を含む7部門受賞。いくらノーラン作品が肌に合わなくても観ないわけにはいかず、、、最近休日出勤帰りにレイトショーで無理やり観るパターンを覚えまして早速観てきました^_^
先月だったかNHKの映像の世紀でオッペンハイマー特集を観てたので彼の人生は大体分かってた筈なのに、情報量、登場人物の多さに加え、お得意の時間軸シャッフル、極め付けは3時間という長尺に集中力の糸は切れ、やっぱもう一回観ないとよく分からん（でもそれには長過ぎる）って事になってしまいました。ただここまでは想定内。
今回の最大の誤算は恋人ジーン役がフローレンス・ピューだと鑑賞中全く気づかなかった事。ピューは完全に金髪イメージでしたので。役が役なだけに知った時は何だかとっても勿体ない事をした（？）気持ちになりました。やっぱもう一回観たい。どっちだよ(^_^;)
トリニティ実験の緊迫感、迫力は流石だったし、オッペンハイマーの苦悩の描き方も凝ってて上手いなとは思ったけど、あとはひたすら会話劇です。会話劇の見所はやっぱりロバートダウニーJRの演技かな、相変わらず天才的だなって思う。アカデミー賞初受賞だそうで、そうだっけ？と逆に驚きました。
日本公開が大人の事情？か何かでだいぶ遅れ、でも結局オスカー受賞のタイミングでようやく公開されるというのは、話題性という意味で興行的には良い方向に働きそう。配給が変わったりしてるみたいなので意図的に遅らせたというわけではないようですが。知らないですけど。
