このレビューはネタバレを含みます
ストーリーしっかりしてて
よかったなあ
典型的な脅かしも確かに多かったけど
前半普通にビビりまくって疲れた笑
めも
跡が治らない
それは傷だから
時間をかけて治さないと
簡単に、綺麗に、
その事実が明るみに晒されることで
闇が晴れることはない
蓋をされて
無かったことにされた
巡り巡って逃げたものは
重たくどうしようもない罪となって
降りかかる
死にたくないから
私たちの名前も呼んでもらえるように
伝えてね
私も、私も
苦しくて苦しくて
そこから抜け出したい
愛だとか友情だとか正義だとか
だけどここは暗くて苦しくて怖くて
叫んでも叫んでも
耳が痛くなるほどに声をあげあっても
応えは返ってこないから
名前を呼んで
そうしたら安心できるのに
苦しさを知って
そうしたらこんな人が増えることはないのに
結局連鎖は連鎖を産んで
めぐりめぐるけれど
終わりがそこに見えなくても
それは、傷だから
あとは、時間に任せるしかない
だけどそれはどのくらいかかるのだろうか
埋められて
蓋をされた真実は
この世の中にどれほどあるのだろう
知らないだけで
今も、知らないだけで
キムが呪いを移されたあと
真っ直ぐな目をして
力強く地を踏む姿がかっこよくて
彼女の手を離れたその真実を彼女へと戻してあげるあの流れ…
さいこ〜によかった。
