ひとりごとです

縞模様のパジャマの少年のひとりごとですのネタバレレビュー・内容・結末

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

きらきらな冒険心 好奇心
正義感 野心

正しいと信じる道を歩く人
その人を信じる人信じようとする人

目線はその信頼を最も簡単に砕いてしまう

お母さんのありがとう
私にも響いたなあ

その身なりから一瞬息子に何かあったのではないかされたのではないかと疑いを持ってしまうけれどすぐに目の前の事実を受け止めている

正しい この人は正しい
自分のかっこいいパパ

だから償いたい

友達を一瞬裏切ってしまったこと
だけど小さな身体で真っ直ぐな目で
与えられた情報をしっかりと噛み砕くには
まだ

人ではない、答えた
その人たちと自分の大切な人、息子も同じなのだと時計の針も残酷にその事実を突きつける

間に合わなかった、のではなく
そうなってもおかしくはない現実

それが自分のしている、見ている、判断している、そうしてきた過去

歴史と今が与える影響を
どう捉えて自分に落とし込むかは
それぞれだけれど

変わらずにあるその誰かへの愛は
きっと多くの人が抱えている大切な形

友達 家族 優しさをくれた人

抗えない 受け入れたくない 認めたくない

悲しくてやるせない

それぞれが生きてきた時間を、自分じゃない誰かが判断することなんてきっととってもおかしいことなんだ
そんなのわからないことだから

切ない