ひとりごとです

ビリギャルのひとりごとですのネタバレレビュー・内容・結末

ビリギャル(2015年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

よかった!
よかった

今まで何で見なかったんだってくらい
よかった
さやか目線だけじゃなくて、
それぞれの苦悩、頑張り、向き合い、夢、希望、人生、歩み方、正義、目線が
とっても素敵。

意思あるところに道は開ける


めも

あーちゃんの言う通り
いいとこあんじゃん
最後の抱きつきが、正面からじゃなくて
後ろからなのがまた胸にくる
おんぶ、の形
昔みたいだね
お父さんの背中の大きさ
私、の重さをその今まで背負ってきたもので支えてくれる
あーちゃん泣かせたら許さないからね
頷いて飲み込むお父さん
父と娘

お父さんと野球できてよかった
楽しかった
壁に当たって、当たって、選んだ道
一緒に手を伸ばしてくれる息子

世間体より
先生という立場の言葉より
娘の選択、したいこと、したくないこと
楽しそうに生きる姿
どう見られるかよりも
どう生きるか
そこに笑顔はあるのか
子供じゃなくて、1人の人間を見てくれる母

見た目とか、回答とか、点数とか
わかりやすい情報で
簡単な判断を下さずに
その人の思考、行動の中身を追って
押し付けではなく、期待ではなく
貴方のしたいこと、貴方の目標、貴方の夢、貴方の希望を見ようと、
新たな視点を与えてくれる先生

楽しいに惑わされずに
空気に流されずに
自分の頑張りを、本当の気持ちを
尊重してくれる友人

苦しくて寂しくて辛くて
頑張っても頑張っても
なかなか応えはなくて
挫けそうになって諦めて
言葉で突き放して、感情を溢れさせて

その奥にあるのは
貴方の言葉
貴方が私を真っ直ぐに見てくれた
どんなことがあっても信じてくれた

希望を抱かれるなんて
期待をされるなんて
重くて重くて
苦しくて
楽しくなくて

ただ見てほしい
話をしてほしい
私も貴方をしっかりと見るから
囚われてしまう時間も
無駄ではない
貴方から見ていられないと感じる私は、僕は、きっと貴方のことも見れていない

お酒に逃げて、悪いことをして、走って、叫んで、拳を奮って、希望を壊して、胸に痛みを感じて

何かを感じる
感じていたのかもしれない何かに気付く
その繰り返しなのかもしれない

がんばれ!
それは重くのしかかる言葉
きらきらとしていて熱い想い
応えるためじゃなくて
誰かのためじゃなくて
がんばれ、を、ありがとうで
受け入れられるくらいに

自分の意思で、自分と
出会ってきた人たち、支えてくれている人たちに感謝できるように

諦めんなよ
私は私で生きて、いつかの貴方をしっかり見てあげられるような、そんな人間になりたい