牛猫

私の頭の中の消しゴムの牛猫のレビュー・感想・評価

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)
3.2
失恋の悲しみに暮れる社長令嬢と、その父の元で働く職人気質の男の運命的な出会いと悲劇を描いた話。

難病のエッセンスをとりいれた王道を行く恋愛もの。当時は話題作として結構な評判になっていたようだけど、今観ても結構引き込まれた。

実際に苦しんでいる人が沢山いるアルツハイマーという病気を扱うのは中々大変だったと思うけど、甘々ラブラブな前半パートのフリも効いてて泣ける。

手紙とコンビニのシーン。あれは反則。

主人公のガサツさというか、必要以上の攻撃性に若干引いたのと、劇中歌が大島ミチルの「風笛」に酷似していたのが気になった。(後で調べてみたらやっぱり話題になっていたみたい)

全体を見ればラブストーリーとしてもヒューマンドラマとしても良い出来だったと思う。
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