本当はキラーオブザフラームーンを観に行こうと思っていたのですが、上映時間が3時間半と聞いてやめた。長いのって普通にズルいですからね。映画は短ければ短いほど評価されるべきですよ。その点うちのドミノちゃんは90分ですからね。1時間半よ1時間半。キラーナンチャラカンチャラの半分以下ですから。偉いったらありゃしない。
映画の内容はというとですね、どこかずっと既視感がある感じで終始進んで行きまして、公告でカズレーザーが開始5秒から騙されると言っているもんですからこっちは開始1秒から騙されねーよアクセル全開であります。
そう言われるといちいちセリフが意味深ででして、「はい！これメタファーだよー！」ってな感じでガンガン出てきます。そうなるとすぐに気づきます。もう絶対主人公も催眠の中じゃん、、、って。たださすがにそれだけなわけじゃなく、もう二転三転してくれるストーリーです。ははーーーん、って。それ以上でもそれ以下でもないのは何でだろ？って思ったけど、オチの付け方が能力値の差みたいな、ヒーロー映画みたいな感じだったので、してやられたー！！！ってならないんだろうな。展開一つ一つは製作陣の皆様会議に会議を重ねて綿密に作り上げてくださったんでしょうが、細かい縫い目を大量の糸使って波縫いしてくる感じ、そこでもう一つアイデンティティあったら万々歳って感じでした。もう一つとは言うけどここが一番の大オチなので一番重要でしたのよね。散々偉そうなこと言ったけど別に俺にそのもう一つが思い浮かぶわけじゃありません。指摘は口だけ野郎の期待という愛情表現ですので、怒らないでね。ていうかまず90分の映画ってだけで素晴らしいのだから。
