このレビューはネタバレを含みます
いいね。シャマランは好きと嫌いが交互に来る感じ。今回は当たりだった。俺としては意味の分からない行動を取られるのが一番怖くて気味が悪い。そのくせ人を騙したりする思考力は残っている老夫婦だったのでその自然と不自然のバランスが良くてとてもゾッとする。裸で壁を引っかき回してるところを見ちゃった感とかめちゃくちゃいい。
その一方で子供たちの成長録でもある。二人のトラウマを乗り越える展開や母のための映画を作ることを通して、雪溶けのようにまた進み始めた家族それぞれの時間。怒りに囚われてはいけないよね、なんて最後はちょっぴりイイ話に。怖くてホッコリの良映画。