
サラリーマン、浅野拓巳(あさのたくみ)は、 家族のために仕事に全てを捧げてきた。 自分を押し殺し、頭を下げ、言いたいことも言わずに我慢し、会社の部長まで上り詰めた。 しかし、いつしか家族は、誰も拓巳と話さなくなっていた。 ある日、拓巳は居酒屋の飲み屋で強烈な男と出会う。 豪快、破天荒、昭和初期の映画から抜け出してきたような、その男の名は虎山丈一郎。劇団『野生の王国』の役者だった。 丈一郎の野生的な魅力に引き付けられ、拓巳はその場で弟子入りを頼み、劇団に入団することに。 そこは毎日、掃除洗濯、くたくたになるまでの稽古、そして強烈な個性の劇団のメンバーたち。 昔の自分の輝きと家族の信頼を取り戻す為、拓巳は劇団の一番の下っ端として悪戦苦闘するのだが...。
売れない劇団の座長・木村勇太(後藤淳平)の夢は、映画監督になること。しかしその実態は、観客がまばらな劇場で演劇を続けたあげく、劇団員たちに愛想をつかされ解散。長年付き合っている恋人・栗山千…
>>続きを読む善哉屋を営む忠太郎はすぐ女に惚れてしまう道楽者で、しっかり者の妻・利子はそんな夫に手を焼いていた。ある日、飲み屋の仲居・綾子から相談を受けた忠太郎は、彼女に惹かれていく。綾子の通う料理学校…
>>続きを読むシナリオライターになるという夢を諦め、故郷に戻ってきた加奈子。すると、祖母の葵は、加奈子の書いた脚本で芝居をやろうと燃え上がる。様々な困難を乗り越え、おばあちゃんたちは見事初舞台を成功させ…
>>続きを読む断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子(草笛光子)は、新聞やテレビをぼうっと眺める鬱々とした日々を過ごしていた。同じ家の2階に暮らす娘・響子(真矢ミキ)や孫・桃子(藤間爽子)には、愛子の孤独…
>>続きを読む「大宮セブン」が活動する大宮ラクーンよしもと劇場は少ない客、会社からの非難や悪口などなどお世辞にもその扱いは良いものとは言えなかった。追い打ちをかけるようにコロナ禍により劇場などの活動が停…
>>続きを読む次回作の筆が一向に進まない悩める脚本家の横田雄二(渡辺いっけい)の元に差出人不明のメールが届く。メールには「退行睡眠 失った記憶を取り戻し現代人のストレスをなくします!」の一文。横田は退行…
>>続きを読む主人公<伊澤春男>は、地元密着型スーパー<うめや>のフロア主任。<上田店長>やパートのおばちゃんからの信頼も厚い、大原店一筋、勤続25年の45歳だ。店長の器ではないと言いつつ、人事や出世は…
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