多くの人に素晴らしい映画だと評価されているので見てみました。さて、どんな映画なのでしょうか。
南アフリカ共和国で、初めて黒人の大統領となったマンデラ氏（デンゼル・ワシントン）が、白人に支配されていたこの国を差別のない国にするため奮起します。彼は、その頃、国際大会を行っていた国民的スポーツであるラグビーに注目します。
白人にしか人気のないチームであった南アフリカのラグビーチームを、"One team, One country"のスローガンで国をまとめ、さらにワールドカップで国全体の一体感を作り上げることに成功したマンデラ大統領の生き方や考え方、そしてそのリーダーシップはすごいなと思いました。
この映画は、ラグビーの映画じゃないですね。リーダーであることとは何か、そして、何がリーダーシップかを教えてくれる映画だと思います。マンデラ大統領は、「国を築き上げるためには、誰もが持てる以上の力を発揮せねばならない」とラグビーチームのリーダー（マッド・デイモン）に伝えます。こう言った力を引き出すのがリーダーの役割なんだなと映画を通じて学びました。
このパッケージデザインの雰囲気から、ラグビーの話だろうなと、ついつい遠回しにしていた私が間違っていましたね。もっと早く見るべき映画でした🤔。
最後にエンドロールで知ったのですが、この作品もクリントイーストウッドによるものだったのですね。彼は、「ハドソン川の軌跡」にしても、「アメリカンスナイパー」にしても、実在の英雄をドラマチックに映画化しています。マンデラ大統領もすごいなと思いますが、あらためてクリントイーストウッドもすごいなと思いました。
