三次元からきたブロンディ

剣の三次元からきたブロンディのレビュー・感想・評価

(1964年製作の映画)
4.6
記録
三島由紀夫の原作を時代劇の名匠である三隅研次が手掛け、強い人間と弱い人間との双方を両極端に描き、そして死生観を唱えた作品だった。本作は剣道部を舞台にし、刀剣に精通していた三島にしか書けなかったものであり、彼があの事件を何故起こしたのかが知ることが出来る。