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悪は存在しないのHKのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
2.5
え! ここでエンド・ロールなの? PART2!
観る予定では無かった本作、敬愛するフィル友の方々の評価が著しく高かったために観てみましたが・・・私にはまったくもってナンダコリャ・・・でした。
楽しめなかった私にご愁傷様です。チ~ン。

冒頭、森を歩く女の子のシーンからもう、なにかケガするんじゃないか、熊に襲われるんじゃないか、鹿狩りのハンターに誤って撃たれるんじゃないかと不安で不安で。
結局そのまま最後まで引っ張られた映画でした。

グランピングの説明会でのやりとりにも意外性は無いし、車中の愚痴大会も長いばかりでありきたりだし、どれもこれもごく日常的でなんら面白味は感じられず。
いつ本題が入るんだと思って観ていると、ようやく動き出したぞ!・・・エンド・ロール!
そりゃないぜ旦那!(こっちは邦画なので)

この監督の作品は『ドライブ・マイ・カー』しか観てませんけど、あちらはそこそこ楽しめたんですが…本作からは私は何も得ることができませんでした。

でも本作は多くの皆さんが高評価。
私としてはどんな映画でも楽しんだモン勝ちが心情ですから、楽しめなかった私の負け。
私が損してるということでしょうから、これは仕方ない。

しかし期待して観に行った映画2本立て続けにこんな仕打ちを食らうとは。
これはもう期待の本命、『猿の惑星/キングダム』を観に行ってウサを晴らすしかない・・・まあ、ちょっと不安もありますが。
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