『サチ子さん
~恋のHAKAISHA~』
章司へ。
あんな声で、しかも上目遣いで
「わざとだよ」なんて言われたならば、心が揺らいでしまってもしょうがないのかもね。φ(゚ー゚*)
この映画版の章司、結果的に軟派な男に見えてしまう。でも原作ではもっともっと考え抜いて考え抜いての事の顛末。そして、幸子は幸子でもっと苦悩の末の「わざとだよ」。
ある意味、テルマエの阿部寛以上にインパクトあるNANAのキャスティング。当時確かにこのキャスティングはスゴいと思った覚えも。その他のキャストも、旬な若手の起用で映画は大ヒットでした(*´∀`)
でも…
今観ると厳しいですねぇ…(*ov.v)o
NANAって醸し出してるカリスマ性が半端ない。でも、だからこそ崩れてしまう強さと弱さのバランス。中島美嘉演ずるNANAは、弱さがすぐに垣間見えてしまう。ハチは市川由衣よりはあってるかもだけど…。ノブとタクミは可。ヤスは丸山智己が好演。シンは松ケンより続編の本郷奏多の方が合ってる。
奥さんが持ってたので、読んでみたらば、いとも簡単にハマった“NANA”。原作はなかなかにコマ割りが細かくて、セリフも多く、なおかつ性描写もあったりするんですよね。
その点、この映画版は話題先行型で押しきった感じがして、映画を冷静に観るにつれ、予算の現実や尺の限界を感じてしまいます。原作のおいしいシーンを表層面だけすくって作っても、仕上がりとしては薄っぺらいものになってしまうんですね。
仕事が忙しくて、映画観る余裕が無くなってきました(´TωT`)=イコール、レビューが進みまへん… だから、レビューペース落ちてきてるのは、わざと…じゃないのよ(ヾノ・ω・`)