秋野暢子が韓国人ソープ嬢を熱演。秋野の韓国人風の片言の日本語が絶品。片言だからこそ直球で気持ちが伝わるところを上手く演じている。しかしモデルとなった作家は件の韓国人嫁と離婚しその後も集られ続けたらしい。事実を知るとなんだか複雑。

生島治郎原作を、舛田＝田村孟の「狼の王子」コンビで描いた作品だが、生島の、結婚後の悲惨なエッセイを読むと、印税をそっくり韓国の家族に送ってしまって「私の家族はあなたの家族」なんて言っていると書いている。本作は封印状態だし、生島作品の再刊がされないのは、その辺に問題があるのだろうか。
梅田ピカデリー２にて

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