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リテイクの10000lyfhのネタバレレビュー・内容・結末

リテイク(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

初めての映画製作にトライする高校生 5人の、製作プロセスの顛末を、タイムループにより複数のストーリーラインで描く。結末に至るストーリーラインは 3つで、告白で崩壊する「テイク1」、些細な出来事の差異からバタフライエフェクト展開となり映画が完成するハッピーエンドの「テイク2」、事故による悲劇の「テイク3」となる。ありがちな「3度めの正直」を避けたかったと思われるが、ここはどちらでもよいだろう。「テイク4」から「テイク7」までは、タイムライン中盤のハッピーな撮影中休憩タイムが永遠に続いて欲しい、という登場人物の思いを表現したのだろうが、観客目線では苛立たされるレヴェルで冗長。総じて、ワンアンドオンリーの視聴体験ではあった。広角で被写体の役者と撮影側を同一画面に映すシーンを始め、ロケーションは全般に良い(ロケハン力!)。音楽は、登場人物の歌うアカペラのメロディが印象的で、環境音も心地良い(ASMR!)が、エンディングソングが自主製作邦画あるあるのダメダメ
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