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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のTBearのレビュー・感想・評価

4.3
2024年12本目。一挙上映にて。
※初日舞台挨拶で2回目鑑賞

人類終了まであと半年。世界の終わりが近づく中、門出とおんたんの大学生活がスタートする。新たな出会いがある中で、世界は目まぐるしく変化し終わりへと向かっていくー

伏線がばら撒かれて終了した前章。あれやこれやが気になったまま終わり、後章ではようやく全てが完結する。

前章の最後で登場したマコトくん、ふたばも後章ではガッツリ門出たちと絡み、前章にはいなかった個性的な新キャラも登場。

後章は前章よりもSF色全開で繰り広げられる物語。宇宙船、宇宙人、ディープフェイク、陰謀論、終末論、並行宇宙説…これでもかと言うほどSF要素が盛り込まれているので、都市伝説好きな方はめちゃくちゃ世界観にのめり込めるんじゃないでしょうか。

前章は主に門出とおんたんに焦点を当てた構成でしたが、後章では謎の青年 大葉くんと、前章の不慮の事故で命を落としたカホの元彼小比類巻の存在感がかなり大きくなっています。

原作とも違うラスト。最後までどうこの物語が収束するのか、ずっと画面に釘付けになっていました。

世界の終わりが近づいているのに、相変わらず普通に大学生活を謳歌する日常パートもしっかりあって、デデデデの独特な世界観に浸れました。

情報量が多いのでもう一度観て整理したい。原作も読んで、違いを楽しみたいです!
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