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ブルー きみは大丈夫のTBearのレビュー・感想・評価

ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)
3.8
2024年13本目。完成披露試写会にて。

誰もが子どもの頃に作った空想の友達。でも大人になるとその存在を忘れてしまう。

今作の主人公は12歳の少女ビー。幼い頃母をなくしたビー。父親は病院に入院していて、退院までの間ビーは祖母の家で暮らすことに…

そこで出会ったのは、人ならざるもの。”IF(イマジナリーフレンド)”だった。子どもは皆幼い頃にIFを作るが、大人になるにつれてその存在を忘れてしまう。そんな、かつて子どもだった大人たちの友達だったIFたちは、忘れられても尚存在していた。

しかし、完全に忘れられてしまうと消えてしまう。そんな彼らを救うため、少女ビーが動き出す!

邦題は『ブルー きみは大丈夫』ですが、原題は『IF』。ブルーのみならず、たくさんのイマジナリーフレンドが登場します。決してブルーを主軸にしたストーリーではありません。

ビーと共にIFたちを救うために奔走するのは、ライアン・レイノルズ演じるカルヴィン。カルヴィンはいつも不服そうな顔をしながらも、ビーと共に奮闘します。

登場するIFたちが、個性豊かでとにかく可愛い!

この物語は、悪役が存在しません。基本良い人しか存在しないので、安心して観れます。

ほっこりもするんですが、しっかりと驚きも待っています。きっと皆騙されるんじゃないでしょうか。ぜひネタバレを踏まずに観に行って欲しいです。

子どもの頃に考えたイマジナリーフレンドが大人になって突然目の前に現れるって、一歩間違うとホラーになりそう笑
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