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欲情の季節 蜜をぬる18才
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『欲情の季節 蜜をぬる18才』に投稿された感想・評価

自由奔放な性生活を送っている少女(梢ひとみ)が、草臥れた中年の産婦人科医(坂本長利)と無理心中に失敗した不能の青年(志賀圭二郎)を救済しようとする。男に活力を与える「女神」の在り方を説いている、日活ロマンポルノ。

本作のヒロインは、「生きるための活力としてのセックス」を本能的に内在させている人物として登場。母親(中島葵)の淫蕩の血を継いでおり、あらゆる男を篭絡する魔性を秘めているのだが、それはすなわち「女神」と表裏一体でもある。

前半部のシチュエーション移動がとても早く、当時の風俗を映像で識ることができる。ソフトロック、アングラ、チルアウトなど、グルーヴィーな楽曲が流れまくるところも嬉しい。まるで、後のファッション・ポルノを先駆けているような印象。

60年代の緑魔子が演じそうな役柄を梢ひとみが熱演しており、その役者スキルが見事に引き出されている。「去勢された状態から救ってくれる女神」の生き様を、軽いフットワークを交えながら描いていく、ロマンポルノの教則本的作品。
2.5
1973年製作公開。脚本佐治乾。監督武田一成。公開当時のポスターの惹句/恍惚の叫びに身悶え、濡れた唇に洩れる吐息はやがて歓喜の絶頂を極め果てる/・・・・・そんな話じゃあありません。

わたしが初めて成人映画指定の映画を観たのは『ラスト・タンゴ・イン・パリ』だった。17歳の高校生だったけど、チケット売り場で注文のつくことはなかった。生徒手帳を見せたか否か。記憶にないけど、一般料金で入ったのだろうか。でも、その映画館のあるビルは地元の興行会社が、スカラ座とかミラノ座とかの名称で映画館を経営していて、無論、裏のお顔を持っている人たちが経営しているので、つまらぬお上のお触れに従って収入を減らすなんてことはしなかったと思うけど。日活ロマンポルノを観たのはその次だった。『四畳半襖の裏張り』

その後、日活ロマンポルノを観ることになるんだけど、同世代の女子ともロクに話したことのない男子高校生には、スクリーンの中の女優の声や姿態はかなり強烈だった。強烈にはいろいろとカテゴリーがあって、宮下順子、小川節子、辺りは艶めかしすぎるお姉さんという感じがして、見てはならぬと目を伏せ、中川梨絵、絵沢萌子、谷ナオミ、白川和子辺りには別の意味で目を伏せたり、また、本作主演の梢ひとみや、山科ゆり、潤ますみ辺りの自身と年齢の近い女優さんの裸を見るなんてそんなことはしてはいけない、と目を伏せたり。

梢ひとみはバタ臭いお顔で人気があったのか数年間活躍していたのですが、本作では、しなやかな肢体を振り撒いて屈折した男たちの身もこころも解放する役割を演じております。デヴューしたばかりだからというわけでもないのでしょうか、演技をしている風には全く見えません。広い鍔の帽子を被りひらひらと舞っております。ラストの海岸は小浦海岸でしょうか。その昔、出掛けたことがあります。生気を取り戻した死にぞこないの男を捨て置いて、さようなら、と去って行きます。そして、わたしは『すけばん刑事 ダーティ・マリー』という作品に脱力したっ切り、彼女を追いかけることは無くなったのです。

シネマヴェーラ渋谷 脚本家で観るロマンポルノ にて
昔書いたレビュー。もはやあまり覚えていない・・・↓
武田一成には珍しく、序盤はトリュフォー、ゴダール、ドゥミ的なフランス映画オマージュの嵐、映像観てるだけでテンションあがる。主人公の妊娠がわかって大人への階段を一歩上がると急にフランス感がなくなるところもまたよし。梢ひとみのフランス人形みたいなコケティッシュさが遺憾なく発揮されていてもうめっちゃ綺麗可愛い。梢ひとみの魅力が一番楽しめる出演作と思う。ロマンポルノで産婦人科医役といえばな坂本長利、なかなか男に戻れない男を好演していて素敵。中島葵がもう本当に何もかも素晴らしくて、中島葵に感情移入し続けてしまう。ずーっと鏡ばっかり見てる梢ひとみ、自分の存在を鏡でしか確認できない、常に死と隣り合わせる青春のあやうさ、肌を触れ合わせるだけで満足という傷ついた性。対してひたすら実存し続け、確かな交わりを求めている坂本長利と中島葵。映像も音響・音楽もひたすら質が高い、なかなかの佳作。

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変奏曲

製作国:

上映時間:

110分
3.3

あらすじ

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