たまものの作品情報・感想・評価

「たまもの」に投稿された感想・評価

ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.0
この時の林由美香が今の私と歳が同じなのだけど、いやあびっくりするほど、何歳にも見えない。いくつにも見えるというよりか、いくつにも見えない。こんな人滅多にいないだろうなあ。終盤まで言葉を発しない林由美香に、スタッフ全員が彼女に惚れてるかのようなカメラワークで、彼女はより一層、魅力的に見えます。言葉を発しない=エロシーン(AV、ピンク映画)=何もかもを身体で全て表現する、って事なのかなあ。その点は成功してると思います。
「ストラーイク いっぱーつ ストラーイク」

ボウリングの球が…
―――しゃべる!!
―――噛む!!(笑)

そして、こんなの居ねーよ(笑)的な郵便局員の面々。
何となしにシュールな世界だった。☆

“伝説のAV女優”・主演の林由美香は、
本作公開の翌年に急逝。

熟女というにはまだ早い。劇中では無言。
アンニュイかと思いきや、芯が強く、
一途でキュートな主人公を好演。
お料理上手な所とかも好感度高め。

吉岡睦雄、まだ20代後半か。
本作では、テキトー男、断れない男を
自然体で(?)演じている。つまり、
現在の芸風と変わらないって事かな?(笑)

ちなみに劇中のカラミは、全て(本)です。♪

特典映像の舞台挨拶で、司会者さんが
“ボウリングの球”役の佐藤さんを
紹介する時に…

「今岡映画における、馴染みの“バイブレーター”」
って、確かに言ってたんだけど、
「それを言うなら“バイプレイヤー”でしょ(笑)」
などという無粋で野暮なツッコミを
誰もしなかった点を高く評価したい。☆
holly

hollyの感想・評価

2.8
林由美香は喋らない方が可愛いという大発見。
両替に行くシーンが良かった。
imapon

imaponの感想・評価

3.9
イノセント由美香の本番ピンク傑作を9年ぶりに。記憶が蘇ったが、伝説の女優は翌年急逝。ピンク界はあまりにも早くこの人を失いすぎだ。
口とがらかした仏頂面を中心とした表情。ウザカワイイ。
お弁当、ボーリング、テニス、海岸ではしゃぐ、地団駄、そしてねっとり情交。

銚子あたりのロケ地風景がまた良い。
コンビニから逃げ出す町並み。

成るべくして成る結末。

初見では華沢レモンの発見に歓喜した。手伝うSレモンも勿論良いが、やはり本作は林由美香の存在のなせる賜物。
一

一の感想・評価

-
レディコミみたいな何てことない切ない話でよかった。林由美香のあっざといキュートネスが炸裂。小銭崩しにコンビニまで走る彼女の不意なエモーションなんなんだ。セックスシーンがリアルだっだのだが本当にヤッているらしい。
とにかく林由美香。なんて切ないんだろう。そして川瀬陽太。顔が黒くて若い。
林由美香目当てに足を運んだが、作品自体が素晴らしかった。

余計なセリフの全くない演出。更に、全く物言わない主人公。
ジトっとした港町のくたびれ果てた物語。
自分の存在を認めてくれる相手にすべてを捧げ、離れていくのを食い止めようと相手の全てを受け入れ、それでも去っていくのを見送るばかり。
その間、女は一言も喋らない。
社会の裏と表。社会で男が生きていくため女を息抜きの道具にする。それを薄々感じながら、それでも男を大切な宝物のように扱う。

男のことを「ヒドいヤツ」と簡単に言ってしまえない自分がいる。

人の心は、常に見えないところにある。
それが表出するとき、事件は起こる。

成人映画と一般映画の境目がますます分からなくなった。
セリフがなくとも表情だけでここまで語れる林由美香が素晴らしい。
もっと出演作をみたかった。

洋題は「Lunch Box」で、これはきっと
言葉をかわさない彼女にとっての
「愛情」のメタファーとして描かれているのかな。
ただ原題の『熟女・発情 タマしゃぶり』は明らかに違う…
PORK

PORKの感想・評価

3.1
初ピンク映画。

ピンク映画だけども、エロスというよりも映像の無味乾燥加減、キャラや表現の悪趣味さが後を引きました。

話自体は難解では決してないが、同時に捉えどころも存在しない。何故これを画面で見てるんだと不思議になるくらい、どっかの誰かの情事と一悶着の話。

DVD版はオーディオコメンタリー的なものがついていて、見てみたんだけど主演の人がちょっとイタイ感じがして途中終了。このイタイ感じがフィットしたんだろう。
後からネットで見たからこのコメンタリーで、濡れ場は実際にセックスしてることが語られているらしく、僕は挿入しているように全く見えなかったので、擬似挿入AVと正反対になってておもしろかったです。
大傑作だな。ここまで良いとは思ってなかった。
喋れない訳でも無く、話し下手だからわざと話さないのでも無く、[言葉を必要としない]ということは、何て孤高で格好良いんだろうと思った。だからこそクライマックスは、彼女がその重たい唇を開いたこと、それ自体が悲しい。
重い愛をふわふわ描けてて超凄い。全てが好きなバランスだった。
こりゃあ、新作観なきゃだな。
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