心で踊れ！

ダー・ポン監督、ワン・イーボー主演による中国製作の青春ドラマ。
ブレイキン全国大会でトップを目指す主人公の姿を描く。
主人公となる青年チェン・シュオをイーボー、ブレイキンチームのコーチをホアン・ボーが演じているほか、リウ・ミンタオ、シャオ・シェンヤン、ラレイナ・ソン等が登場。
物語は、ブレイキンプロダンスチーム「感嘆符！」に加わった主人公が、仲間とともに全国大会優勝を目指すという、まさにスポーツを絡めた青春ものの王道一直線。
ブレイキンと言えば、もはや言わずもがな、先日終幕を迎えたパリオリンピックで正式種目となった、今がまさに旬とも言えるスポーツ。
ただ、もはや国別のメダル争いと化しているオリンピックに興味が殆どないので、ブレイキンも全く観ておらず、勝負の方法はもとより、選手や大会の結果も知らないのが正直なところ。
そのため、本作品も当初はスルー予定だったところ、Filmarksでの高評価（投稿時点で星4.3）に加え、信頼できるフォロワーの皆様方のオススメもあり、急遽スクリーンに足を運んだ次第。
結論から言うと、これが観て大正解であり、前述のように王道のスポ根ものかと思いきや、主人公の成長譚は当然のこと、彼を支えるコーチが激アツであったり、まだまだマイナーなスポーツを支えるスポンサーやマネー事情も垣間見えるお仕事ムービーとしても上々であり、ブレイキンの知識ゼロでも楽しめる仕上がりとなっている。
クルマ好きの視点からすると、主人公が洗車ショップでアルバイトしていることから、ポルシェにマセラティ、フェラーリといった多くのブランドの最新モデルが何気に登場していたり、路上にシレッとBMWの旧車である02シリーズと思しきクルマが置いてあったのは見逃せないポイント。
加えて、本編が始まるまでのオープニングで、製作だか配給だかといった会社のロゴがやたらと挿入されるのは中国作品らしかったところであるのと同時に、版権絡みのせいか、背景にボカシが入っている場面があったのは気になった次第。
流石にFilmarksの点数はイーボー加点があるかなと思うものの、高評価であるのも納得の出来栄えであり、主人公もさることながら、高橋ジョージ似のボー演じるコーチももう一人の主役と言っても過言ではないほど熱い物語となっているとともに、これを書くとファンの方々にしかられそうなのだが、邦画リメイクをするとならば、主人公を岩隈久志、母親を木村多江、彼を取材する記者を満島ひかり、ゴミ箱のスポンサーを瀬戸康史、会社社長を宮根誠司をキャスティングしたい良作。

！

※Filmarksをやっていなかったら、間違いなく観ていなかったであろう本作品、スクリーンへ足を運ぶ一押しをしてくれたShirorinさん、kyoさん始め、フォロワーの皆さん、ありがとうございます！

　
この作品を観てから＿実際にどれだけ
ブレイキンが中国で熱いのか調べてみ
たら 〜まさかの『熱烈』❗️👏🏻🤣

パリオリンピックの 半井重幸さんこと
「シゲキックス」も熱かったけど ＿✨

この作品は 中々熱いドラマが 色々な伏線で絡んでて シンプルに良かった …… 👍🏻

実際のブレイキンも どこまでリアルだったのかまでは 分からんかったけど ＿ 兎に角 ワン・イーボーのブレイキンが 爽やかで素晴らしい …… 👏🏻✨

敢えて言うなら 日本映画で 無いのが残念だけど ＿ それ以上に良い出来だったので 完全に負けてる感じもする …… 🎌😉✨



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中国発の熱烈な映画

パリオリンピックの正式種目にもなったブレイキンのスポ根映画。
週刊少年ジャンプ的な友情、努力、勝利の物語。

特にワン・イーボーの演じる主人公が努力の塊みたいな男で良かった。

ただ、ブレイキンのシーン以外は、全部、どこかで観たことがあるようなシーンばかりなのですよね。
ストーリーがあまりに普通すぎる。

それと、この映画というより、ブレイキンというスポーツについてなんだけど、オリンピック種目にはなっているけど、勝ち負けの基準が曖昧すぎる。
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パリオリンピックのときもそこが凄く気になっていた。審査員の趣味でメダルが決まるオリンピック種目って…

特にこの『熱烈』は、オリンピックのソロの戦いではなく、チーム戦なので、もっと審査の基準が曖昧になっている。

以下ネタバレになるけど、
本作では、主人公側の勝利で終わるのではなく、主人公のブレイキンに熱狂している観客…というシーンで（勝敗の結果は発表しないまま）終わらせた方が余韻も残ったし良かったと思う。
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結果を示さない終わらせ方は日本人は好きだけど、中国人は好きじゃない気もするけど…