『運命のダイヤル』タイミングでのドキュメンタリー。
ハリソン・フォードの俳優人生をインディ・ジョーンズの歴史と共に振り返る作品。
ハリソン・フォードが大工をしてたってのは聞いたことがあったのだけど、演技をはじめるきっかけ的な話は聞いたことがなかった。
大学で周りと馴染めなかったエピソードを知ると、ハン・ソロ的なちょっとアウトローな空気感イメージと重なるなあと。
『運命のダイヤル』で、スタントダブルを使ってるのはもちろんあるのだけど、実際ハリソン本人がスタントやってるところもあるのね。
インディ・ジョーンズシリーズのメイキングなどは観たことなかったので、過去作の撮影風景だけでも貴重。
加えて、過去作の関係者たちもインタビューを受けてる。
スピルバーグ、ルーカスはもちろん、キー・ホイ・クァンなどなど、すごい豪華。
キー・ホイ・クァンが当時泳ぎ方をハリソンから教わった話からの、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』時のアカデミー賞受賞式での感動の場面、これにはウルッと。
まさかのケイト・キャプショーまでインタビューで出てきてる。
あと、若かりしキャスリーン・ケネディの映像も。
そういや、この人も長いキャリアではある。
実際の考古学者の人たちも出ていて、映画の影響を語ってるのはこのシリーズならでは。
考古学で、さすがにムチは持たないらしい。そりゃそうだ。
こんなに長い間、代用的なキャラクターを演じ続けてきたということだけでも偉大。
ハリソン・フォード=インディ・ジョーンズ、長年おつかれさまでした。