なべ

ジェヴォーダンの獣 ディレクターズ・カットのなべのレビュー・感想・評価

4.2
レビューは改めて書くとして、まずはこの映画が公開されてることをお伝えしたくて。

 20数年ぶりに4Kレストアされ、ディレクターズカットとなって帰ってきたジェヴォーダンの獣。初公開時にはガラガラだった劇場もほぼ満席。そんなにか! タイトルロゴもきちんとリデザインされ、昔よりうんと愛情がこめられてる。
 記憶のなかでは、史実、ミステリー、冒険、陰謀とジャンルの枠を越えたちょっと厨二なカルト映画って認識だったんだけど…。
 うん、1ミリも間違ってなかったわ!

え、裸? ありますとも!モニカ・ベルッチの艶っぽいのが。
え、男の裸? とっておきのが出ます!マーク・ダカスコスの野生味あふれるやつが。
衣装デザイン?18世紀のフランスのロココ調のハイファッションから平民の貧乏服までめっちゃいいです!
陰謀? ドス黒いです。隠密も暗躍します。

 このお話、実話なんです。UMAによって100人以上の死者を出した本当にあった事件が元になってるんです。
 どうです、興味湧いてきました?
 ちょっと変な映画が好き、インド映画の冒険活劇が好きって人なら絶対楽しめます。劇場公開中にぜひ!
なべ

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