In Order Not to Be Here(原題)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『In Order Not to Be Here(原題)』に投稿された感想・評価

なんとなくトニスコあたりにも繋がりそうな「監視」の主題。 liminal space的イメージの源泉ってこういう作品から来てるんだろうか。中盤のドライブスルー薬局を捉えたショットとか正しくそんな感じ。
4.2

夜間の郊外を捉えた数々のロングフィックスショット。一つ一つ単体のショットは意味を持たないが、それらのショットが繋ぎ合わされてシークエンスとして構成される内に違和感が生じ始め、その後答え合わせのように…

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友人に勧めてもらって視聴。
確かに風景映画的な趣の強い作品だなと思う。マイケルスノウとかベニングに似ているけれどこちらはもう少し「見る」ということについての繊細な視点を感じた。前者はカメラについての…

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果糖
4.5
全編夜間に撮影された断片的な郊外の風景の集積と、監視カメラ映像の大胆なモンタージュによって、生活に潜む不安と恐怖は剥き出しになり、監視は高次の支配と癒着する。Kevin Drummは最高です。

輸入ソフトにて。アメリカの郊外と思われる夜の路地を監視カメラの静謐な映像によって息を潜めて見守り続ける。冒頭からただならぬ気配を感じながらも決定的な何かは怒らぬまま、途中クロースアップで異質に捉えら…

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