【無題】

点数はオマケ。
舞台挨拶で、監督が、この作品はコメディだけれども、コロナ禍も含めて、主人公だけじゃなく登場人物それぞれが大なり小なり問題や悩みを抱えているという（役者さんたちの）表情を丁寧に撮った上で、暗くならないようにコメディとして作品にしたと言っていたから。

大人数で登壇だったけれども皆さん明るくて良かった。

映画は物語としてはまあまあ。
剛力ちゃん、役の中で彼氏とはどーなったんだろう……。

僕も剛力ちゃんと入れ替わりたいとか、そんな感じ😁

今日は、剛力彩芽主演、中前勇治監督最新作『私が俺の人生！？』公開初日舞台挨拶付き上映に行ってきました。

中前監督は、私の教え子「武田航平」も出演した『てぃだ』の監督さん。今回はコロナ禍も終わりの頃を舞台にしたコメディ映画。それも、映画ファンなら誰でも知っている、あの『転校生』のオマージュだ。

「男女入れ替わり」のネタは『転校生』の他、最近では『君の名は。』でも使われていたが、どれも入れ替わったのは「学生」だった。

本作で入れ替わるのは、恋も仕事もしている大人の男女。「あっ、オッパイがある！」的なお約束は踏襲しつつも、大人の男女が入れ替わると、さらにおもしろい「あんなこと」や「こんなこと」も起きて、かなり笑わせてもらった。

剛力彩芽さん、最近は秦建日子さん脚本の『女子大小路の名探偵』でも「殺すぞ！」とかすごい言葉を連発する役だったけど、本作では「男」になっちゃうんで、更に男言葉連発！　男まさりな役が板についてきた？

舞台がコロナ禍なので、電車の中でマスクしてないと睨まれるとか「あった、あった」みたいな懐かしさも感じたけど、考えてみたら終わった話でもなくて、今沖縄ではさらに新型のコロナの流行が始まってて、私の友人も発熱外来5軒も断られたとか、大変なことになってきてるらしい。

コロナ禍では、緊急事態宣言で仕事を失ったり、恋愛も遠のいたり、人生に落ち込んだ人もいっぱいいたと思う。

そんな主人公たちが、おかしな境遇を乗り越えて、明日に向かって歩き出すハートフルコメディ。

『私が俺の人生！？』は、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開中です。

舞台挨拶付き鑑賞。
お約束の男女入れ替りモノで、普通に楽しめました。
剛力彩芽さんが主演なので、入れ替った男性側の視点が中心でしたが、もう少し女性側の視点も欲しかったかな。

余談
監督さんは、かなりの目立ちたがり屋ではないでしょうか。楽しい舞台挨拶でした。